中学生で取り扱われる内容は
ほとんどが日本史です。
中学校社会科の教員の経験があるのですが、なぜか女子生徒のほとんどが歴史嫌い!と言っていました。
塾でも明らかに女子の方が歴史嫌いと言ってる子が多くいます。(一定数、歴史面白い!と言ってくれる子もいますが。)それに比べ、男子はほぼ全員歴史嫌いとは言いません。
それは何故なんでしょうか。
私もはっきりした原因は分かりませんが、日本史の登場人物のほとんどが男で、そこに知らず知らずのうちに違和感を覚えているのでしょうか。「どうせくだらない男の武勇伝なんでしょ。」の様に。
世界史では民族というくくりであったり、国のくくりであったり、地域や国家に視点を置いて歴史が語られているので、どちらかと言えば世界史の方が女子向きなのかもしれないですね。
いずれにせよ、日本史はなんとなく男ウケ教科な気がします。
ただ、興味のない男たちの武勇伝はどうでも良くて、男女問わずぜひ楽しんで貰いたいのは先人たちの失敗です。
歴史は先人の失敗を学ぶものです。
もしこんなことが起きてなかったら…その時こんな判断をしていなかったら…
そんなことを考えながら日本史を勉強すると今の日本に対する理解や関心も高まります。
失敗を学ぶことで良い未来が創られます。
なので、歴史は先人に敬意を払いつつ「昔の日本人アホだなぁ~」と思うくらいの勢いで勉強してよいと思います。
そうすればこれから先、選択に迫られたとき、よりよい選択を採れると思います。
日本史を先人失敗談の勉強と思ってラフに取り組んでみるのも苦手克服の一つかと思います。
NPS成田予備校・成田本校
川越