歴史上の人物Ⅳ 真田幸村

 シリーズ4回目は悲劇の名将『真田幸村』について語ります。幸村は別名で実際は真田信繁が正しいようです。大坂夏の陣で徳川家康の本陣に攻め込み、運なく敗れるのですが家康の震撼を震え上がらせたその勇猛さに「日本一の兵(ひのもといちのつわもの)」と評されています。平成28年の大河ドラマで放映されたことは記憶に新しいですね。私も大好きな武将の一人で、ひと昔前に流行した逆説日本史の小説をよく読みました。あり得ない「タラ、れば」を楽しんだものです。架空の真田十勇士も魅力的で、明治末から大正・昭和にかけて子供の人気を集めたのも良く理解できます。