地方選挙で『電子投票』が2002年より可能になりましたが、コスト等の問題で2016年を最後に実施されていません。投票開票作業のミス防止や集計時間の大幅な短縮というメリットがあるのに、一向に導入が進んでいない現状は保守的な我が国の政治やお役所仕事をよく表していると感じます。新しいことを導入する際にデメリットばかりをクローズアップする人が多すぎます。リスク回避は確かに必要ですが、本能的に身構え重箱の隅をつつくような議論に終始する人の何と多いことか。政治以外のあらゆる場面でこのような状況を見かけます。大変残念なことです…。