とほうもない低確率乗り越えて、地球は生命があふれる星になりました。
前回のブログでお話したとおり、地球誕生から生命誕生までの時間が大変短く感じます。このあまりに早い生命の誕生に疑問を感じる科学者はたくさんいます。
そんな風潮の中で現れたのが「パンスペルミア説」です。
生命は宇宙から飛んできたという説です。隕石に生命のカケラがくっついてきて、それが地球で繁栄したと考える一派です。大気圏突入の高熱や宇宙を飛び交う放射線にさえ耐えられる微生物は存在します。また、大気圏上空で宇宙から降り注ぐチリの中に、生命のカケラが混じっていないか探し続けている人もいます。生命を構成するある種の有機物は、宇宙でも普遍的に存在することもわかっています。
生命は地球から生まれたのでしょうか?それとも宇宙から降ってきたのでしょうか?いつかこの謎が解ける日が来てほしいと思っています。
大山