恐怖症

 先日、理科の授業をしていたら、生徒さんが「気持ち悪い」というので何かと思ったら、溶質、溶媒の説明のために小さい丸がびっしり詰まったビーカーの絵が並んでいました。集合体恐怖症、というものがあるそうですね。そういえば私の友人も、集合体恐怖症だと言っていました。小さい水玉模様がダメだそうで、有名な芸術家である草間彌生さんの作品とか怖くて見られないと言っていました(水玉のかぼちゃとか)。

 

 その他にも、閉所恐怖症とか、暗所恐怖症、高所恐怖症などなど、色々な恐怖症がありますね。高所恐怖症の人に話を聞いたことがありますが、高いビルで、床がガラス張りで下が見えるようになっているところとか絶対に近づけないと言っていました。でも飛行機は大丈夫なんだそうです。床があるかどうかの違いと言っていました。分かったような分からないような?そうそう、飛行機自体が怖くてダメ、という人もいますよね。

 

 私は今の所、特になんの恐怖症でも無いと思いますが、強いて言えば、鳥の顔が苦手かもしれません。種類によるんですけども、鳩とか、カモメとか気持ち悪いです。猛禽類とか、雀、カワセミ系の小鳥は平気なんですが。のっぺりして無表情に見えるのがダメなのかもしれないです。いまいちこの感覚に共感してもらえることが無いのですが。調べたら、世の中には鳥恐怖症というものもあるそうです。知らなかった。

 

 何を見てどう感じるかは本人にしかわからないですよね。それに対して、他の人が有りか無しかを決めることは出来ません。共感は難しくとも、理解しようと思います。

 

坂上