最近に限らずTOB(株式公開買い付け)で企業規模を拡大する動きが活発化していますが、買収される側の反発を無視して買収を進める『敵対的TOB』もあります。最近ではコワロイドが大戸屋を買収した事例がマスコミでも大きく取り上げられました。ただ失敗して撤退することも少なくありません。昨夏のHISによるユニゾHDに対する買収、HOYAのニューフレア買収などもそうです。先月末にDCMホールデイングスによる島忠TOBに、ニトリが後出しジャンケンのような形で1000円以上も上乗せした価格で参加してきました。『敵対的TOB』かは微妙ですが、一昨日島忠の株はDCMwからニトリに乗り換えたようです。まあ値段からすれば当然かもしれませんんが。