週刊誌の連載は既に終了しているにもかかわらず、出版単行本数から最近公開された映画まで新記録を更新し、社会的現象になっている『鬼滅の刃』です。漫画好きな私は一昨年より単行本を購入して読んだ際に、その構成と発想の斬新さにとても驚きましたが、少年誌の読者層にとどまらず、幼稚園児や小学校低学年からその祖父母層まで幅広く人気があるところが、過去に類を見ない現象です。様々な要因があるのでしょうが、日本漫画の影響力の大きさを改めて感じました。過去にも「巨人の星」など多くの作品が社会的影響を与えていますが、当時は日本だけでした。それが今や漫画ブームが全世界へ広がり浸透しています。日本漫画文化の素晴らしさを改めて感じました。