春一番にかけたのか、大相撲春場所にはいつもこのフレーズが使われます。例年大阪で実施されますが、コロナの影響で今年も東京開催でした。両横綱の復帰の予定が、各流派場所前の怪我で休場して一昨日引退しました。白鵬は出場しましたが右ひざのけがで3日目から休場。星の潰し合いとなり大混戦を制したのは照ノ富士でした。まさに『荒れる春場所』でした。よく言えば群雄割拠、悪く言えば実力者不在の場所かもしれません。来場所は照ノ富士は大関に復帰するでしょうが、満身創痍のため爆弾を抱えている状況。他の大関も負け数が混み、役力士としての成績には程遠い現状では、今後も同様な展開が続きそうです。でも見方を変えれば毎場所優勝力士が異なり、その予想もたたないのは面白いことかもしれませんが…。