「平成の三四郎」こと古賀稔彦氏が去る24日に癌で逝去され、昨日告別式が行われ、1000人以上が参列されました。享年53歳という若さでした。個人的に強く記憶に残っているのは、オリンピックの金メダル以上に、日本選手権の無差別級に出場したことです。階級制を超えた無差別級ですが、通常重量級選手しか参加しません。他のスポーツと同様、重量には大きなハンデがあり、中量級の選手が重量級の選手と試合をすることなどありえないからです。しかしその中で勝ち上がり、決勝で小川直也選手と対戦した試合は忘れられません。年下の小川選手は当時世界NO1でした。結果は体重差はいかんともしがたく小川選手が勝ちましたが、体重差をものともせずに挑んだ「平成の三四郎」に拍手を送りました。あまりにも若い逝去に言葉もありません。大変残念です。