経営には赤字と黒字の端境点である「損益分岐点」があります。私たち経営者は常にこの数字を意識して仕事をします。先日ある経済誌を読んだときに『感動分岐点』という言葉を目にしました。サービスに関する言葉で、お客様の心を動かす分岐点を超えればどんな状況でもファンは増え、お客様は必ず増えるというものでした。まさしくその通りだと感じ入りました。サービス業では顧客第一主義と言いながら、自分たちの仕事のしやすさに目を向けがちです。そこにお客様の姿はありませんし、感動など存在するはずもありません。まさに「目から鱗」の言葉でした。