シリーズ2回目は滋賀県琵琶湖のほとりにある国宝『彦根城』です。ゆるキャラの「彦にゃん」でも知られています。徳川四天王の一人井伊直政は関ヶ原の合戦の校で、石田三成の居城であった佐和山城に入り、息子の直継の時代にこの近くに築城されたものです。私が城に魅せられるきっかけとなったのが、この城の天守閣に登った際のことです。そこには天守閣が現存する城を中心に、国内の名城の写真が多く飾られており、何故か分かりませんが、全てこの目で見てみたいという欲求に駆られたのです。そして翌年より3年かけてほぼ全国の城を自走して見てきました。北は青森、南は九州まで二往復しましたので、それだけで走行距離は5000km以上になりました。自分でもよく行ったものだと思います。10年以上も前のことですから若かったんですね。