GWの読書①

昔は本は買ったらすぐ呼んでしまう派だったのですが、このところ本を読む時間が取れていなくて、このGWに長いことためていた本(「積読(つんどく)していた本」)を読みました。昨年のGWは飛び飛びで業務でしたし、お盆も無かったのでこんな休みはものすごく久しぶりでした。

 

まずは大好きな宮部みゆきさんの「魂手形」。

中学生の頃からずっと好きで読み続けている作家さんです。このシリーズは舞台が江戸時代の、ジャンルとしては怪談、になるのかな。私は怖いものが基本的に苦手で、ホラー映画とか一切見られないんですが、本だけは読めます。特に宮部みゆきさんは、人物の心情の描写がとても丁寧で、ほっこり共感できることが多いので好きです。怪談、といいつつも基本的には人情話。怪談も、ただ単に怖いのではなく、それぞれの人達のお話が切ない、悲しい。このシリーズは全部読んでいて、これからも続きそうなので楽しみです。

 

ところで、この間、聞いて思わず笑ってしまった話があります。

本を買ったまま、読まずに積んでおくことを「積読」といいますが、この派生語(類義語?)に、どこか距離がある場所にでかけたり、旅行に行くときに、どうせ読まないのに「読むかもしれない」とカバンに本をいれておいて結局読まないことを「運ん読」と言うそうです。読まずにカバンに入れていたらたしかに運んだだけですもんね。私も旅行に行くとき、電車やバスに長時間乗るとき、私も文庫本何を持っていこうかな、とうきうき考えてカバンに入れたのに、結局読まないこと、あります。もちろんちゃんと読むこともありますけどね。分かる!

思いついた人、上手いな~。