今日、生徒さんが9月に延期になった修学旅行の話をしていました。今の所、目的地は京都で、移動はすべてタクシーか徒歩。時間も例年より2時間短縮されての自由行動とのこと。
そんな中、表題のニュースを見ました。中学校、小学校によっては、オンライン修学旅行なるものが行われたそうで、生徒さんが教室の座席に座り、パンフレットらしきものを手に、スクリーンを見て、「オンライン修学旅行」…。ちょっと、これはさすがにどうなのかなと思ってしまいました。もちろん、この状況下で仕方のない側面もあったろうと推察しますが。
このコロナ禍で、いろいろなものがオンラインで出来るようになっていて、ビジネスだけで無く、エンタメ分野で例えばライブの配信なども急速に増えました。
オンラインでの旅行もあるそうで、現地でガイドさんが色々案内してくれたり、こちらから質問できたり、あるいはその土地の名産品が事前に送られてきていて、指定のタイミングで開封したり、調理したりして楽しめるのだそうです。
これはこれとして楽しそうなのですが、流石に修学旅行がオンラインとは…。せめて近場の観光地とか、今流行のキャンプとか…せめて、どこかにでかけて楽しめるイベントであってほしいなと思います。
修学旅行に参加された生徒さんの話を、いままでたくさん聞いてきましたが、「どこが楽しかった?」と聞くと、ものすごい割合で「旅館」や「ホテル」というお返事が返ってきます。
普段、普通なら一緒に過ごすことの無い時間を、友達と共有できる、特別な空間なんだと思います。
私も高校の合宿は学校だったんですが、自分たちでご飯を作ったり、みんなで雑魚寝したの、今でも良く覚えています。
大学の合宿は、回数があり過ぎてだいぶ感覚が麻痺していましたが、それでも楽しい思い出です。
生徒さんたちが出来るだけ楽しく、素敵な時間を過ごせますようにと願っています。