中国で急速に普及している『顔認証』ですが、これを活用して万引き防止に大きな役割を果たしているとのことです。AIの学習能力により、今はマスクをしたり、横向きや下向きであっても認識・判別がつくのだそうで、万引きの高い再犯率を逆手にとり、常習犯や要注意人物を事前に登録し、彼らが入店するとこれを検知して従業員等に通知するというシステムです。このシステムにはあらかじめ様々な不審行動の映像で学習させているのです。その時間数は10万時間以上というのですからすごいですね。現在このサービスで万引き被害を8割近く減らせたコンビニもあるほどで、その効果は高いと期待されています。「万引きはできない」と思わせ、抑制力を高めることが目的だそうです。ウーン、ここまで来たかという感じです。