重力発電

再生可能エネルギー源として重力が注目を集めるかもしれません。

重力発電というシステムがあり、簡単に言うと天井に滑車を取り付け、ロープにおもりを付けた状態でゆっくり床までおろす。このとき歯車で発電機を回し利用するというものです。途上国の住民の支援にも活躍しています。いちど落ちてきたおもりは再び人力で上まで引き上げなくてはいけませんが、一度持ち上げればゆっくりゆっくり落ちてくるので30分くらいは電灯を灯すのに利用でき、実際の使い勝手はなかなか良いようです。大変原始的にみえる仕組みですが、イメージと実際の効果が大きく異なる例なのだと感じました。きっと私たちの身の回りでも、見逃している実はとても便利で有用な技術がたくさんあると思います。そういった技術に光を当てていくことで世界中の人たちの豊かな生活を作っていけるというひとつの例なのだと思いました。

大山