日米コロナ被害の差 後編

 このコラムでは日米の個人主義と集団主義の差異を社会的特徴や歴史の違いに求めています。日本の水田稲作は灌漑が必要なため、このシステムを維持するためには協働が不可欠で、そこに入っていけない農家は追放され飢えにさらされることになる。一方西欧における小麦栽培はこの灌漑は協働をそれほど必要としない。この歴史上の違いが西欧の個人主義の根底にあるという考え方には至極納得しました。しかし主義や考え方は様々で結構ですが、個人的な意見として生命のリスクを冒してまで、マスク強制を拒む人の心境は理解できないのは私だけでしょうか。でもこれも日米の考え方の差異なのでしょうね…。