通知表の変化

2期制の学校では、ちょうど今が通知表受け取りのシーズンでしょうか。

 

通知表、懐かしい…。ドキドキして受け取ったのを覚えています。

そういえば、母方の実家では、通知表を受け取ってきたら仏壇に置いておく風習がありました。

無くなった祖父にも見てもらおう、と祖母が言っていたのを思い出します。

 

さて、昨年、今年と、小中学校で通知表にも大きな変化がありました。ご存知でしょうか?

教科書の改訂にあわせて、成績の評価基準も変更されているのです。

今までは、 

  ・関心・意欲・態度

  ・思考・判断・表現

  ・技能

  ・知識・理解

という4つの項目で成績がつけられていました。

 

新学習指導要領にあわせ、この4つの評価項目は、次の3つの項目へと変更されました。

・知識・技能

・思考・判断・表現

・主体的に学習に取り組む態度

 

「知識・技能」が一番最初に挙げられ、「主体的に学習に取り組む態度」という項目が加わっている点がポイントです。

知識・技能の重要性は言うまでもありません。

これからは生徒さん自身が各種端末でインターネット活用したり、

その他、書籍、ディスカッション等を通じて、どのように自身の学びを深めていくか…

そういったことも評価されていくことになります。

 

良かった、悪かった、いろいろですが、通知表は「人と比べる」物ではなく、

「自分の成長」を確認して、「次に何をどんな風に頑張るか」考える材料になるものです。

 

うまく利用して、自分の成績を振り返る機会にしたいです。