台所からいい匂いがするので何を作っているか尋ねると『きんぴらごぼう』との返事。私の好物の一つですが、ふと何故「きんぴら」と言うのか気になったので調べてみました。漢字で金平と書き、人形浄瑠璃の「金平浄瑠璃」にちなんでいるとありました。初代征夷大将軍である坂田金時の子供として設定された坂田金平の武勇伝なのですが、そこから丈夫で荒々しいものを「きんぴら」と呼ぶようになったとか。そして江戸時代にごぼうを食べると精がつき元気が出ると考えられたため、この名前がついたという説もあるそうです。また一つ勉強になりました。