選挙のたびに想うことⅠ バラマキ

 昨日に衆議院選挙が公示され、1051人が立候補し、31日に投票の運びとなりました。衆議院選挙は4年ぶりです。国政選挙だけではありませんが、『選挙のたびに想う』ことを綴らせてさい。1回目は『バラマキ』です。今回の選挙では与野党問わず、「コロナ禍」という錦旗の御旗を立てて、国民への一律支給やら飲食店や旅行・観光業界への補助金やら、大盤振る舞いの公約を立てています。これに対して財務省の矢野事務次官が財政根拠に乏しい『バラマキ』だと批判しました。まさに正鵠を得ていますね。国の赤字をさらに拡大し、次代の国民にそのツケを払わせること何とも思っていない無能な政治家が多すぎます。積極財政は何度も実施して効果がなかったことの検証も反省もないことから、その姿勢にはあきれてしまいます。タンス預金が増えただけでほとんど効果がなかったことをどう考えているのでしょうか。まだ議員削減や歳費カットを謳って身を切る姿勢を鮮明にしている維新の会の主張の方が耳障りがいいと思うのは私だけでしょうか。人気取りの政策に騙されてはいけません。