アメリカの大都市圏に住む4~7歳の子供たちに調査した結果、4割ほどの子供たちがホットドッグを野菜と思っていることが判明したというニュースが飛び込んできました!
ホットドッグだけでなく、チキンナゲットやハンバーガー、そしてチーズ、ベーコン、なんとエビまで野菜や果物のような植物由来の食品と信じている子供たちが4割に達するのです。
これは、都市で生活する子供たちが増え農場の現場を知らなくなったこと。学校や家庭で食べものがどうやって自分の家までくるかを学んでいないことなどが原因として考えられています。つまり日本でもよく言われる「食育」がしっかりできていないことが根本にあります。
私たちの感覚からすると「チキンナゲットやハンバーガーが野菜?えっ!本当なの?」と思いますが、このようなことに至った背景にも考えさせられる面があります。それは、「親が子供に動物の屠殺を話したがらない」ことです。子供たちにとって残酷な現実を隠そうとすることが、ホットドッグが野菜という考えにつながってしまったのです。食事の時のあいさつ「いただきます」って深い意味があるんですね。
大山