微生物がプラスチックを分解するように進化

プラスチックによる海洋汚染は21世紀に入ってから増加を続けています。日本でもレジ袋の有料化などプラスチック問題に触れることが多くなってきました。もともとプラスチックは自然界にあった物質ではないので、プラスチックを分解できる微生物はもともと地球上に存在していません。ですからプラスティックの廃棄問題が話題になる事が増えているのです。

しかし、最近の研究で、なんと世界中の海や地面の中に住んでいる微生物がプラスチックを食べるように進化している可能性が見つかったのです!

プラスチックを食べるバクテリアが始めて見つかったのは2016年です。これを機会に微生物によるプラスチックの分解がどのように行われているのかの研究が活性化しました。この研究はまだまだ始まったばかりです。10年後、20年後にはプラスチックの分解を、微生物の力を借りて簡単にできるようになる時がくるかもしれませんね。

大山