関東ではよほどのことがないと発症しないでしょうが、寒い日になると道産子の私は子供の頃によくかかった『しもやけ』を思い出します。別名凍瘡ともいい、寒さで血流が悪くなった手足の指先が赤く腫れ、痒みや痛みを伴います。極寒の旭川市に住んでいた小学校低学年の時、自分を含めた多くの子供が『しもやけ』で足が痒いため、授業中両足を何度も擦り合わせていたことを覚えています。あまり掻くと痛くなるので、夜熱めのお湯に浸すとジンジンして痒さが和らぎ、何とも言えぬ心地よさを経験したものです。今となっては懐かしい思い出です。