私たちは、夜寝たら朝までぐっすり眠り続けるのが当たり前と思っています。でも、この睡眠のとり方は産業革命以降に定着したものだということを知っていますか?
産業革命前は、「二相睡眠」といって、睡眠を2回に分けてとることが一般的でした。夜に一度寝てからいったん目が覚め、
覚める前に見た夢を振り返っては神や悪魔のことに思いを巡らせたり、家事をこなしたりしていました。そしてまた睡眠をとるのです。社会の教科書にも登場する宗教革命で有名なルターは「私は毎晩目が覚めると、だいたいさっと屁をこいて悪魔を追い払っている」と日記を書いていたほどです。
なぜ睡眠のしかたが、産業革命の影響を受けたのか?その理由を明日お話します。
大山