五公五民は、江戸時代の年貢率を表現した言葉です。全収穫量の5割を領主が取り、残り5割が農民の手元に残ります。 ちなみに、豊臣秀吉は二公一民、江戸時代の初期が四公六民で、享保以降に五公五民になっています。学生時代に五公五民を習ったときには、えっ?半分持っていかれちゃうの?なんてキツイ時代なんだと思っていたら…
現代の日本の税金や社会保険料などの負担の割合を示す「国民負担率」が、48%でした!江戸時代の五公五民とほぼ同じ割合になっているじゃありませんか!!
日本の国民負担率は、私が生まれた50年前の昭和45年度には24.3%でした。その後、高齢化に伴う社会保障の負担増加などにより、上昇傾向が続き、気付いたら48%にまで上がっていたのです!衝撃。
大山