現存する天守のある城 ⑪

 シリーズ9回目は愛媛県にある松山城です。標高132mの城山山頂に本丸があり、加藤嘉明が築城しています。明治初期に二の丸と三の丸が失火により焼失、1933年までは本丸部分に40棟の建造物が現存していましたが、1949年までに19棟が焼失し21棟まで減少してしまいました。ただ現存数は二条城の28棟に次いでいます。歩いて登ることもできますが、ロープウエイ・リフトを使うと数分で着きます。また訪れたいと感じる城の一つです。