今日、校舎の移動中に「鯉のぼり」を揚げているお家を見かけました。もうそんな季節なんですね。
最近は住宅事情もありますので、大きな鯉のぼりはだんだん減っているとは思いますが、今日見た鯉のぼりは昔ながらの「屋根より高い鯉のぼり」でした。調べてみたら、いまはベランダに設置する小さいサイズのものや、屋内に飾る物もあるそうです。デザインも様々で、驚きました。
同じように、たとえば雛人形とか、五月人形とかも様変わりしているようです。
実家には1段だけ(男雛と女雛のみ)の雛人形があったのですが、飾る時期になると部屋が狭くなるので、結局いつのまにか飾らなくなってしまいました。どこに行ったのかな…。記憶では、結構リアルな日本人形で、決して「かわいい」と思えるものではなかったのです。こちらも今では随分かわいらしくコンパクトな雛人形もたくさん発売されているようです。そもそも家にこうした人形がない、というご家庭も最近では多いかもしれません。
こうした行事に積極的に参加してもいないのになかなか言えませんが、それでもこうした伝統行事が忘れられていくのは寂しい気持ちです。