英語も大きな変化があります。
従来のコミュニケーション英語Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、そして、英語表現Ⅰ、Ⅱ、英語会話といった科目から、
2022年4月からは英語コミュニケーションⅠ、Ⅱ、Ⅲ、論理・表現Ⅰ、Ⅱ、Ⅲという科目に変更されます。
今回の改訂では、英語を5技能(「聞く」「読む」「話す(やりとり)」「話す(発表)」、「書く」)に分け、
「何ができるようになるのか」という目標の設定を明確にしています。
また、スピーチやプレゼンテーション、ディスカッション等での英語の発信力を高めることも重視されています。
本当に「使える」「役に立つ」英語を伸ばし、日本全体での英語力を上げていきたいという目標が見えてきます。
また、以前は小中高あわせて学習する単語量は3000語程度だったのに対し、今後は大学受験までに4000~5000語程度まで増加します。
小学校・中学校の英語学習もすでに大きく変化しており、今回の高校英語の変更もこの一環です。
低学年からの英語学習がますます重要になっていくでしょう。