指導要領改定レポート、最後は理科の紹介です。
理科ですが、科目や指導内容に変更はほとんどありません。
ただ、新しく追加されている事項として、これも他の科目と共通する部分ですが、
「学習した内容」と、「日常生活や社会との関連」といった部分が強化されています。
また、「主体的・対話的で深い学び」を実現するために、様々な探究活動や実験が追加れているそうです。
今回、様々な科目での変更点を見てきましたが、「学習した内容がそのまま社会生活に役に立つように」という改善が多く見受けられました。
この仕事をしていますと、「高校で勉強した内容なんて社会に出て役に立たない」というお話をされる生徒さん、保護者様もいらっしゃいます。あまりにも「大学受験のための知識、問題解放のためのテクニック」に偏りすぎていたのが今までの高校の学習だったのではないでしょうか。
高校の学習内容も随分変化しました。時代にあわせて、これからも改善が続けられると思います。
私達も、こうした変化を捉えながら、高校生の指導にあたっていきます。