1971~1974年の第二次ベビーブームに生まれた世代を『団塊ジュニア世代』、その後の1975~1979年に生まれた世代を『ポスト団塊ジュニア世代』といいます。前者は就職氷河期に遭遇した世代で、後者はインターネット業界の成長時期に社会人となり、新しいネット文化の担い手となった世代です。校内暴力やいじめ・不登校に加え受験戦争を経験し、失われた20年に翻弄された世代で、就職氷河期に遭遇し、特に2000年の超氷河期には就職浪人や高い失業率となり、非正規雇用が増大した時期を経験しています。労働力の中心であるはずの年齢ですが、非労働力人口が最も多い世代でもあります。