2018年の国土交通省の調査によると、世界で安全に水道水を利用できる国は9ヵ国と2都市であることがわかっています。世界には約200の国があるのにです。水道水をそのまま飲める国はアジアでは日本のみ。ヨーロッパではフィンランド、アイスランド、アイルランド、ノルウェー、ドイツ、オーストリア、スロベニア、ストックホルム(スウエーデン)の7ヶ国と1都市、他は南アフリカ、キャンベラ(オーストラリア)の1ヵ国1都市だけです。いかに水道水が飲める国が少ないかがわかります。その他の国ではミネラルウォーターを買って飲むしかありません。アメリカも例外ではありません。理由は水源と水質、また国土が広すぎて水道整備ができない国、インフラにお金をかけられない国もあります。ヨーロッパに飲める国が多いのは国土が狭くお金もあるためインフラ整備ができるからです。日本の基準は厳しいのでもう少し飲める国はあるかもしれませんが、当たり前のように出てきて、しかも安全に飲むことができる水道水に感謝する必要がありますね。