キノコの美味しい季節になってきました。キノコと言えばシイタケやマツタケなどを連想しますが、自然界に生息するキノコは大きく二種類に分かれます。一つはシイタケなど倒木や落ち葉などを栄養源とする「腐生性キノコ」で、もう一つはマツタケなど生きた木の根と共生関係を保ちつつ生育する「菌根性キノコ」です。特に後者は木からデンプンなどの栄養を分けてもらいますが、逆に木に土中の水分やリンなどを届け、共に生活する関係にあります。キノコは菌類ですから植物ではありません。菌類と植物の根との関係は地球上でもっとも重要な共生関係と言われています。今回も調べて勉強になりました。