先日面白い本を紹介されました。それが表題の「ハダカデバネズミ」です。ほとんど無毛なため体温調節ができず、哺乳類なのに変温動物です。また出っ歯のためとても愛嬌のある容貌をしています。地中で集団生活をしますが、アリやミツバチのように「真社会性」と言われる階級社会を持つという、哺乳類として極めて珍しい存在です。繁殖する個体は1匹の女王と数体の雄(王)のみで、あとは働き蜂のような存在なのです。一種の職業階級が明確で、階級によって鳴き声も使い分けられているのだそうです。不思議なネズミです。更に…。To be continued.