玩具といっても大人用ですね。父が好きだったせいもあり、私たち三人兄弟は小学生のころから麻雀牌にかなり親しんでいました。最初は父が持ってきた麻雀牌で「盲牌」といって手で触るだけで、その牌を当てるゲームから始まりました。ただ牌の名前と種類を覚えるのが大変でした。麻雀自体はルールが難解ですから、簡単なルールから教えてもらい、上がり方を教わり、徐々に色々な役を教えてもらいました。今から思えば父は難解なルールをよく諦めずに小学生の子供に教え込んだと感心します。その後私たちは中学生の頃には父を抜かすほどの腕前になるのですが…。大学時代は連戦連勝でしたが、雀荘ののマスターなど半プロを遊んだ時は腕の違いを思い知らされたものです。もう30年以上遊んでませんが、懐かしい思い出の一つです。