先月29日に長野県で起きた「雪崩」により、外国のプロスキーヤーなど2人が亡くなりました。自然の脅威を感じます。道産子の私は雪に慣れていますが、同時にその恐ろしさも知っています。関東で降る積雪量とは異なり、多雪地帯では毎年落雪事故で何人も亡くなります。大量の雪が覆いかぶさると圧死はしませんが、身動きが取れず、脱出できずに低体温で亡くなるのです。雪の中に人がいるのが見えないのです。「雪崩」は落雪とは比べようもないほどの多量の雪ですから、人の力では如何ともしがたいのです。数年前に高校のスキー合宿で起きた事件を思い出します。