一般的に仕事中毒の意味は現代では「仕事が入っていないと落ち着かない」というレベルですが、昔は「仕事第一主義」、今風の言い方でいえば「仕事ファースト」ですか。「家庭のことより仕事優先」が基本的な考えでした。少々の体調不良や子供が幼い時に高熱を出しても出勤する(当時は当たり前という風潮でした)。また慶弔以外に休暇を取ることが罪悪であるような風潮があったことも事実です。でも個人的にはそれが腑に落ちていたのです。その流れが今も続いているのでしょう。家庭をある程度犠牲にしても毎日仕事に行くのが楽しいのです。創業者だからかもしれませんが、「会社第一主義」で行動することが習慣になっています。たとえ旅行中でも社員からのメールチェックは当たり前ですし、暇なときは悲しいかな常に会社のことを自然と考えるのが習慣となっています。おそらく引退するまで続くのでしょう。まさにワークホリックですね。