日本やメキシコを中心にタコの養殖が試みられています。養殖のタコがお店に並ぶ日ももうすぐかもしれません。ところが、タコの養殖は危険だとする意見が研究者の一部から発せられています。危険な理由は2つあって、ひとつめはエサ代がかかりすぎるというもの。タコは肉食で生きた獲物しか食べません。出荷するのに体重の3倍以上の重さのエサが必要になるそうです。そして、現在の世界中での漁獲量の3分の1は飼料として使われていること。これ以上飼料が増えるのは環境に良くないということです。ふたつめの理由は、タコが賢い事。飼育中に脱走したり、ストレスを感じて病気になったり、共食いをしたりと混沌とした状況になってしまうんじゃないかと心配されている点です。
タコのストレスは面白いと思いましたが、海産物の三分の一が飼料としいて使われているというのは驚きました!
大山