少子高齢化が世界一である我が国は同時に「認知症」大国となる可能性が高いです。内閣府がまとめた高齢化社会白書22年度版では、国内の65歳以上の割合は25年に30%に達し、5.4人に1人弐当たる75万人が認知症になると予測されています。若年性認知症の方を含めると、この割合はさらに拡大すると考えられます。政府は認知症施策を進めていますが、地域差があり自治体により大きな差があります。朗報としては治療薬の開発が進んでおり、認知症の3分の2を占めるアルツハイマー症治療薬をエーザイと米バイオジェンが共同開発し、一昨日アメリカで承認されました。日本では秋の承認を目指しています。自分も他人ごとではない年齢ですので、強い関心をもって動向を気にしています。