今日は旧ソ連が一方的に宣戦布告し、満州を中心に多くの日本人が犠牲となった「日ソ戦争勃発の日」です。翌9月2日までに8万の将兵と25万の民間人が亡くなり、捕虜は60万人と言われています。昨年より今も続いているウクライナ戦争と重なります。もともと戦争に大義などありませんが、歴史上同じことが何度も繰り返されている事実に、空虚感を抱くのは私だけではないでしょう。動物の中で同種を殺戮するのは人間だけと言われています。他の動物は縄張り争いやメスを奪い合ったり、ボスの座を狙って相手を負傷させることはあっても、決して殺すことまではしません。本能中心の動物に理性のある人間が劣る点です。また殺し合うことで怨嗟の連鎖が続いていく。このような終わりのない争いはたくさんです…。
