健康志向の高まりを受けて、大豆などから作る「代替ミート」の利用が拡大していますが、昨今魚肉を再現する「代替シーフード」が相次いで登場しています。バーガー、刺し身、フライ用などで外食、食品各社が開発に取り組んでいます。背景には漁獲量の減少や環境問題への意識の高まりがあります。特に若者の関心が大きく、モスバーガーのソイシーバーガーの購入者で最も多かったのは10代男性で約3割を占めています。ある食品メーカーでは、こんにゃく粉を原料にした「まるで魚シリーズ」を売り出し、第二弾としてカニカマやネギトロ、エビの三種類を来夏に順次発売予定です。食の選択肢が増えますね。