昨日脳死臓器提供が1000件を超えたと発表がありました。臓器移植法が施行されてから26年もかかっています。思考当初は本人の意思と家族の承認が必要であったため、年間10件に満たないことが多かったのですが、2010年の法改正で家族の承認だけで提供できるようなったほか、15歳未満の子供からの提供も認められたことで、その数は年々増加した来ましたが、欧米諸国と比べると非常に少なく、アメリカの40分の1にすぎません。臓器提供を待って登録している患者が約16000人に対し、年間の提供数が400人では明らかな「ドナー不足」です。臓器提供は善意の積み重ねです。本人が提供に同意していれば、家族も積極的に承認してもらいたいと思います。私は保険証の裏にある脳死の際の臓器提供に同意・署名しており、妻にも承認するよう伝えてあります。