岸田総理が主導する所得税減税ですが、どの論調も不平等だ、唐突だと批判ばかりで、賛成や指示する声が皆無であることに強い違和感を感じます。賛成論もあるはずなのに、それをあえて封じるマスメディアの姿勢はどうなのでしょう。視聴率稼ぎとしては賛成より反対の方が番組も面白いからなのでしょうが、それでマスメディアの責任は果たせるか疑問です。完全無欠なる施策など存在するはずはないのに、代替案も示さずに大袈裟に騒ぎ立てる風潮にはがっかりです。批判することは簡単です。では肝心の代替案や改善案は示さず、当局が考えろではあまりに勝手すぎます。確かに不公平感が少ない施策を提示すべきですが、緊急を要する場合もあるのですから、もう少し柔軟な反応であるべきではないでしょうか。無責任な発言を聞いていると「自分でやってみろ」と言いたくなります。