日本語では「関心経済」「注意経済」と呼ばれます。1997年に米社会学者が提唱した言葉です。インターネットの普及により、情報量が爆発的な増加をもたらし、あらゆる企業、とりわけ巨大なIT企業にとって、人々の注意を集めることが重要視されるようになったことがあります。IT企業が提供するSNSなどは無料で利用できますが、それらを運営する企業の収入の大部分は広告収入です。それゆえ自分たちが提供するオンラインサービスを少しでも長く使ってもらうことが必要となり、人々の関心を引くような設計をするようになっています。その結果、若い世代の携帯依存症やメンタルの不調という弊害をもたらしてます。一種の中毒症かもしれません。かくいう私も年々携帯電話の使用時間が長くなっているように感じます。気をつけなければと感じてます。