立行司 前編

　2024年の大相撲初場所は照ノ富士関の優勝で幕を閉じましたが、来場所は琴の若関の大関昇進で益々活況を呈すことでしょう。今場所から150番前後の取り組みをさばく行司のトリを飾る立行司に、最高位である木村庄之助に式守伊之助が昇格したことにより、9年ぶりに名跡が復活しました。第38代となります。立行司は刺し違えた際に切腹する覚悟を示すため、腰に真剣の短刀を帯びて土俵に上がります。式守伊之助は空位となりましたが、今後は木村庄之助による結びのさばきを楽しめそうです。詳細は明日‥。