全国の小中学校で2016年からの7年間に起きた少なくとも460件の死亡事故のうち、国に報告があったのは3割にとどまり、7割が未報告であることが分かりました。文科省の指針では報告を求めていますが順守されていないのが現状のようです。危機意識を持たない学校側も問題ですが、報告を待つ姿勢の国は消極的すぎると考えます。何度も繰り返されるてきた事故の例として、ゴールポストの転倒事故や校舎からの転落、プールの飛び込みで体を強く打つ事故などがありますが、文章をコピーして別の場所にペースト(貼り付け)するパソコン作業になぞらえて、コピペ事故(コピー・アンド・ペースト)と呼ぶ専門家もいるほどです。文科省の指針が浸透せず、認識が不十分である結果ですが、学校の「恥」をさらしたくないという姿勢も垣間見られます。至急改善すべき問題です。