ネット上では規範意識が大きく欠如しています。従来の法規制やルール、倫理観では健全性が保てなくなっているデジタル空間ですが、「インプレッション(閲覧数)稼ぎ」が途上国を中心に行われています。これは動画を拡散して閲覧数を一定数達成すると、SNSのXより報酬がもらえるというものです。動画の真偽は関係ないため、閲覧数を稼ぐためにセンセーショナルな動画をどんどん流します。最近は能登地震の偽情報が拡散しており、投稿先では途上国からのものが7割を占めています。架空の救助申請や被災者を装うなりすましも確認されていて、お金を稼ぎたい人には金儲けのチャンスとなっています。カオス状態に嘆息するのは私だけでしょうか。