超円安の進行と相まって訪日外国人によるインバウンド消費のプレミアム化が止まらないようです。東京都内にオープンした商業施設では1食6980円の海鮮丼が飛ぶように売れています。この店の客の6,7割は外国人で、1日に300食も売れ、平日でも午後2時台で品切れになるメニューもあるそうです。また北海道ニセコでは鰻丼が3800円、焼き鳥丼が2000円で売られている店もあります。お客様の95%は外国人です。「インバウンド丼」という新語も生まれました。デフレに慣れた日本人にはあり得ない金額ですが、欧米ではインフレの進行が進んでいることと30数年ぶりの円安もあり、この値段でも国内で食べるより安いと言います。訪日観光客がますます増えることでしょう。