オレンジジュースの値上げや販売休止をする企業が増えています。主な原産国のブラジルで起きた不作の影響で、世界的に供給が不足しているためです。我が国はオレンジ果汁のほぼ全量を輸入に頼り、その5割超をブラジル産が占めていますが、天候不順や病害で不作となっています。加えて今月に入り、南部の記録的水害による影響も懸念されています。ヤクルト、雪印は販売休止、森永乳業も原料がなくなり次第、販売休止と発表しています。セブンやモスフードは値上げで対応すると発表していますが、この状況は数年単位で続くという見方もあるそうです。