旅で学んだ歴史③ 横手城

 横手市に宿泊し、ホテルを出て次の目的地に向かう際に、偶然標識でその存在を知って訪ねました。模擬天守閣があり、その3階に資料館がありました。そこで知ったのは戦国時代の1554年に小野寺氏が築城したとされ、関ケ原の戦いで西軍に与したとされ改易。佐竹氏の転封でその一門の戸村氏が入城し明治まで続いていました。今回初めて知ったのは、宇都宮釣り天井事件で本田正純がこの横手城に流罪となり、一生を終えたことです。あまりにも有名な家康の懐刀であった本田正信の息子で、家康、秀忠の下でも働いた正純ですが、最後はさみしい一生を終えたことは知っていましたが、横手城で死んだことを初めて知り、脳みそに皺がまた一つ入りました。