二週間ほど前にマンション老朽化の問題を綴りましたが、この問題に拍車をかけているのが修繕積立金です。通常マンション販売では当初負担金を安く見せるために、積立金を段階方式にして住居後数年してから段階的に値上げする方式を取る場合が多いです。最初から均等式にすれば問題ないのですが、あとで値上げするには住民の同意が必要となり、ケースによってはこれが得られない場合もあります。また資材や人件費高騰により当初の予算を大幅にオーバーするケースもあり、修繕費値上げ額を巡ってもめることも多いようです。また資産目当てで購入する方には、出費が少ないことが大事ですし、売却目的であればなおさらです。結果として資金不足により工事ができない、老朽化が進み資産価値が下がる、売却も難しくなるなど様々な問題も生じています。一戸建てでは空き家問題があり、今後どうなっていくのでしょう。