いよいよ今日より新札が登場します。最も高額な紙幣である1万円札の肖像は渋沢栄一で、「三代目」になります。初代1万円札が生まれたのは昭和33年(1958年)で聖徳太子でした。私が生まれる1年前まで遡ります。二代目が昭和59年(1984年)より発行された福沢諭吉でした。それが40年ぶりに交代となります。渋沢栄一は福沢諭吉より5歳下です。数年前の大河ドラマでも扱われましたが、下級武士出身でありながら、多くの会社を興しただけではなく、『道徳経済合一説節(論語と算盤)』を説いた倫理経営の先駆けでもあります。新札には高度の偽札防止技術が施されており、その信用性も話題となっています。日本の高度な先端技術を示していて、海外でも話題となっているようです。先の長い話ですが、4代目は誰になるのでしょう。目にすることができるかは微妙ですが‥。